米民主党の黒い歴史(2)
2022-02-06



質問者B:あなたは白人至上主義、人種差別の成り立ちなどについて話をしました
     が、白人至上主義は別に新しい考えではありません。


     あなたやここにいる多くの人が支持する保守的な価値観は、先住民を
     原始的な野蛮人とみなし、大量虐殺したという事実の上に米国人が築
     かれたということを無視しています。


     人種差別や白人至上主義は、超党派の政治家たちによる悪行ではあり
     ません。これは米国人による悪行であり、国民全員が受け入れなけれ
     ばならない問題です。


     あなたの言うアメリカン・ドリームが、誰もが何でもでき、何にでもなれ
     る」というものなら、どうしたらそんな非現実的な考えを擁護できると言
     うのですか?


     現実には、先住民など多くの疎外された人々が、この国の成り立ちに
     も起因する構造的な経済的制約によって、その夢から取り残されてい
     るのに。


回答者X:あなたが言いたいことをまとめましょう。


     「米国は建国時から白人至上主義に汚染されていたのではないか」

     「先住民の強制移住や大量虐殺のような白人至上主義によるジェノ
     サイドは、米国人の犯罪であり、超党派の政治家たちとは関係ない」


     お答えしましょう。


     まず、アメリカン・インディアンを先祖代々の土地から追い出し、西へ西
     へと追いやり、残った者は奴隷にし、抵抗した者を虐殺したのは誰でしょ
     うか?


        その答えは、19世紀のJャクソン民主党です。彼がやったのです。


     ではその証拠は?


     非常に興味深い話があります。奇妙なことに、Hトラーがそれを証明し
     てくれます。


     Hトラーはランツベルク刑務所にいたとき、或る問いについて考えてい
     ました。その問いは、「どうすれば英仏のように独が欧州の超大国に
     なれるか」ということでした。


     Hトラーは、英仏が強大な力を持つようになった経緯から、植民地主義
     によってこれを実現する必要があると考えました。


     英人は印度を、仏人はアフリカの半分を支配し、世界中に植民地を持
     っていました。


     Hトラーは、「独もそうするべきだ」と考えました。


     しかし、地球上の土地は既に全て占領されてしまっていて、もう残って
     いないことに気づきました。


     ではどうすれば独は大国になれるのか?


     そこでHトラーは、アンドリュー・Jャクソンがアメリカで見つけた答えに
     目を付けたのです。


        その方法はとてもシンプルでした。


        インディアンを土地から追い出し、抵抗する者を殺し、残った者を
        奴隷にする。


        言い換えれば、Jャクソンは自宅を離れる必要さえなかったのです。
        彼は自宅にいながら大量虐殺と植民地政策を指揮しました。


     そしてHトラーは、「私もJャクソン民主党を見習わなければならない」
     と考えました:


        わざわざインドやアフリカに「狩り」に行く必要はないのだ。


        ポーランド人、スラブ人、東ヨーロッパ人、ロシア人を捕まえれば
        いい。そして彼らを土地から放り出そう。



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