2021-02-25
I氏は言う。「PCR検査は、本来は突然変異の激しいRNAウィルスの診断に使ってはいけないという原則がある」
先に書いたように、研究所内の管理された条件下で高確率の結果を
示すが、屋外では確率が低くて使えない。
「感染力が前冬の6倍の風邪のウィルス(攻撃性は低い)が、英国株が入ってきて
10倍になった。たかが風邪、されど風邪、万病の元。かからないに越したことはない」
「昨年のお盆に熱中症になって緊急搬送されたのが1万6千人。そのうちの850人が重症化して、30人が死亡」
「同期間にコロナで亡くなったのは数人の高齢者だった」
熱中症で死亡した人の方が多かったのだ。だが、誰も騒がなかった。
コロナは大騒ぎ。
「バランス感覚を我々は完全に失ってしまった」
今回のウィルス騒動により世界中でデータ収集されて、過去なら数十年かかったことが、あっと言う間にいろいろわかったそうだ。
或る政党のトップが「ゼロコロナ」と言ったそうで、K医師は高笑い。
「政治家も国民も基礎知識が必要」とM氏。「コロナはゼロにはならな
い。拡大した感染が収束するだけ」
アビガンを使わないことにしたことは正しかったというI氏。
「それはインフルエンザで備蓄されたもので、感染してウィルスが増幅
する時期と発症が同じピークで推移するものに対しては有効。
今回の新コロナは、2週間位の猶予期間があって、発症した頃には
ウィルスの増殖の大半が終わっている。
そういうものにアビガンを使うなら、無症状の時から使わないといけな
い。
アビガンはRNA合成の阻害剤。ウィルスが人間の仕組みを乗っ取っ
て増えていく、それを止めると人間の仕組みそのものが止まってしま
う。つまり妊婦であれば胎児が奇形になる、など。
デメリットの方が圧倒的に多い、というのがコロナに使えないという単
純な理由だ。
厚労相がアビガンを許可しなかったのは、いい仕事をした」
おっ、厚労省がいい仕事!! 褒めよう。
「サイトカインはデスク上ではきれいな推移を示すが、外へ出すとものすごいことになり得て、何が起きるかわからない。科学は理論だけによらず、経験値によるもの。
治験に多くの被検者が必要だというのが過去の基本だったが、人間は
モルモットではない。今はN=1つまり、1被検者の単体だけで時系列
を追ってゲノムレベルで推移を見れる時代になった。
今まで風邪と無関係だった薬が使える可能性が出てきた。コロナのスパイクを切る(ACE2と結合させない為に)、すい臓の薬、とか。AIやスパコンを使う。
新コロナにお茶のカテキンがいいというのも、コロナのスパイクに強く
結合する(ACE2と結合させない)から。番茶でうがいをするのもい
い。
どの蛋白のどの部分に結合しているか、すぐにわかるようになった。
スパイクを研究する所に予算をつける、それが政治がやること」
日本政府は教育の予算をどんどん削ってきていて、今は4%だそうだ。
かつては14%だった、そして日本の大学の世界レベルは高くて順位
は一桁だった。それが数年前に東大が世界36位、その後さらに下が
った。
今の日本の科学研究レベルは、先進国中で最下位だそうだ。
日本の学力が下がり続けていると警鐘を鳴らしているのに、政府は
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